米バージニア州アッシュバーン – 2026年4月7日 – OmniTrust(旧INTEGRITY Security Services)は本日、仮想ECU(vECU)環境内でセキュアブート検証を可能にすることで、開発チームが組み込みシステムのライフサイクルのより早い段階で重大なセキュリティ問題を特定し修正できるよう、Synopsysと協業することを発表しました。
組み込みシステムのソフトウェア依存が高まる中、開発ワークフローは仮想化やエレクトロニクス・デジタルツイン技術によって前倒しされています。しかし、セキュアブートやファームウェア整合性などの重要なセキュリティチェックは、物理ハードウェアが利用可能になるまで後回しにされることが少なくありません。その結果、問題の発見が遅れ、リスクの増大、開発の遅延、コスト上昇につながります。
OmniTrustとSynopsysの今回の協業は、セキュリティ検証を開発の早期段階に取り込むことでこのギャップを解消します。SynopsysのvECUソリューションとOmniTrustの組み込みトラスト機能を組み合わせることで、チームはハードウェアの準備が整うはるか前から、本番用ファームウェアを仮想環境で実行し、正常なシナリオと改ざんされたシナリオの両方を検証できるようになります。
このアプローチにより、開発者は自動回帰テストを含む標準的なソフトウェアワークフローの一部として、セキュアブートの挙動を観察・テストできます。その結果、脆弱性をより早く検出し、統合リスクを低減し、市場投入までの時間を短縮できます。
OmniTrustは、セキュアブートポリシー検証、ファームウェア署名検証、暗号化トラストアンカー管理など、組み込みセキュリティの中核機能を提供します。これらの機能をSynopsysの仮想開発環境へ統合することで、開発者はセキュリティ適用を、現代のソフトウェア開発における継続的かつテスト可能な要素として扱えるようになります。
「自動車アーキテクチャのソフトウェア定義化が進む中、自動車企業はソフトウェア開発の一環としてセキュリティ検証を統合する必要があります」と、SynopsysのVice President, Product Management & Markets GroupであるMarc Serughetti氏は述べています。「OmniTrustとの協業により、開発チームはエレクトロニクス・デジタルツインを活用し、ハードウェアが利用可能になる前にソフトウェア開発へ信頼検証を組み込めます。両社の共同顧客は、システムのセキュリティに対する確信を高めながら、市場投入とイノベーションを加速できます。」
「セキュアブートとファームウェアの真正性はシステムの整合性に不可欠ですが、開発後期に確認されることがよくあります」と、OmniTrustのSVP Business DevelopmentであるAlbert Rooyakkers氏は述べています。「Synopsysの仮想ECUにより、早期のセキュリティ検証、自動テスト、本番環境への認証済みソフトウェア導入が可能になります。」
自動車向け半導体ソリューションの大手プロバイダーであるInfineon Technologies AGも、この協業を支持しています。「ハードウェアのRoot of Trustは、現代の組み込みシステムの基盤です」と、Head of Software, Partner & Ecosystem ManagementのThomas Schneid氏は述べています。「セキュアブートの挙動を開発のより早い段階で検証することは、エコシステム全体の強化に役立ちます。」
OmniTrustについて
OmniTrust(旧INTEGRITY Security Services)は、シリコンからクラウドシステム、AIに至るまで、デバイスとソフトウェアのライフサイクル全体にわたり検証可能で強制力のある信頼を提供することで、コネクテッドワールドを保護します。Trust Lifecycle Managementのリーダーとして、OmniTrustは設計・プロビジョニングから運用、更新、廃棄までセキュリティを確保します。
Fortune 100企業を含む世界中の顧客がOmniTrustを信頼し、20億台を超えるデバイスの保護と年間30億件を超えるソフトウェア更新の安全確保に活用しています。OmniTrustは、自動車、航空宇宙・防衛、金融、医療、その他の安全性が重要で規制の厳しい業界における複雑なエコシステム全体で、エンドツーエンドの可視性、ポリシーベースの適用、耐量子暗号を実現します。詳細はhttps://omnitrust.com/をご覧ください。
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